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UE4の勉強用覚え書きやお仕事、3DCG関連、雑記など書いていきます。

UE4 覚え書き イベントディスパッチャーを使ってみる

今回はイベントディスパッチャーを使用して1つのアクターへの操作を切っ掛けに他のアクターへの指示を出すブループリントを作成してみました。

Unreal Engine | イベント ディスパッチャー

作ったものは以下のアクター2つを用意して

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「A」キーを押すと「test_pylamid」アクターが「Hello」と発信、続いて「test_box」アクターのBPを呼び出して「World」と発信するというもの。

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呼び出し対象となるアクターは複数でも大丈夫なので、「test_box」をコピペして増やして実行すると、増やした分だけ「World」の発信の数が増えます。

下準備

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発信元のアクターでイベントディスパッチャーを作成。それをBP内に「呼び出す」で配置する。

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 発信先のアクターでは、まず発信元のアクターを変数化(変数名「Hello Text」=「test_pylamid」)、インスタンス編集可にチェックを入れ、BP内に配置、更にそこから青線のリンクを伸ばしてBind Event to~ノードで先ほど作成したイベントディスパッチャーとバインドする。

イベントディスパッチャー用のイベント発生ノードは自動的に作られるので、そこに実行したいBPを繋げる。

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また、発信先アクターの詳細内に「デフォルト」という項目が出来るので、そこの項目は発信元アクター名が入るようにしておく必要があります。(これを忘れるとエラーになる)